2011/01/27

PSoC3の書き込み(解決編)

昨年末に記事にしたPSoC3の書き込みの問題ですが、Cypress社と連絡を取って解決することができました。

Cypress社への連絡

Cypress社に技術的な質問をする場合には、CypressのwebページからMy Account->My Support CaseとたどってTechnical SupportにMy Caseを作成する手があります。
今回はここを利用して相談しました。

最初の書き込みをしてすぐに回答があり、3日ほどでMiniProg Rev.7を送っていただけることになりました。それから10日ほどでMiniProg3が発送され、その後数日で届きました。
届いたMiniProg3を使ってPower Cycle Modeで書き込んでみると、あっさり書き込めました。
連絡を取ってから20日ほどで問題が解決したことになります。

MiniProg3 Rev.7。通常のMiniProg3と見分けるための赤いシールが貼ってある


問題はどこにあったか?

前回の記事にも書いたとおり、問題はPower Cycle Modeでの書き込みができないことに尽きます。
その原因としては、PSoC Programmer3.12.2と現時点でのMiniProg3の最新ファームウエアがPower Cycle Modeでの書き込み時にリセットを使用することがあります。
それに加えて、MiniProg3 revision 7を見ると、少なくともES2までのデバイスではMiniProg Rev.*Aのハードウエア的な問題でPower Cycle Modeが使えないとあり、新しいチップには修正を加えてMiniProg3 Rev.*AでのPower Cycle Modeに対応させるとあります。
ES3は最終版となるはずなので、チップの問題は解決しているのだとは思うのですが、
意味深な書き込みなどもあるので、実際どうなっているかはわかりません。
(ES2では使えないJTAG Boundary Scanが使えたのでES3のマーキングが入ったES2ということはないと思いますが…。)
少なくとも量産版のPSoC3(2010年冬に量産を開始したらしいです。) と、これから出るであろう新しいファームウエアをMiniProg3 Rev.*Aに入れればPower Cycle Modeでの書き込みが可能になり、問題は起こらないのだと思います。

MiniProg3のRevisionについて

MiniProg3 revision 7
MiniProg3 Rev. *A
上に挙げたKnowledge Baseを見ると、MiniProg3にはいくつかのRevisionがあることがわかりますが、Rev.*AとRev.Nがどのような関係にあるかがよくわかりません。
勝手な想像ですが、Rev.6以前はベータ版で、Rev.*Aがリリース第1版に対応するのだと思います。
そうするとRev.7の位置づけがよくわからなくなりますが、今回のような問題が起こった限られたユーザーに対して配布するものだと考えられます。

だいぶ時間がかかってしまいましたが、これでPSoC3の実験が再開できます。
今後は、カラーグラフィック液晶S95517-A035のテストを行う予定です。

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