前回の続きです。
今回は風車式対気速度計の校正についてです。
Copalのセンサの結果を下の図に示します。
以前の実験と同じように、対気速度に対する線形性が確認できます。
以前の実験では、室温が低かったため対気速度を十分に上げて軸受けの摩擦により潤滑油の温度を上げてやらないと線形性が出ませんでしたが、今回は気温が高かったためかそのような挙動は見られませんでした。
この結果からパルス数を対気速度に変換する校正係数を求めると、
傾き: 4.5x10^-4 (count/(m/s))
切片: 0.97 (m/s)
となります。
比例係数の部分は以前行った実験の90%程度の値です。
以前の実験では2台の対気速度計の校正係数を求めましたが、そのばらつき(6%)より大きな差が見られます。
次にDigifly製の対気速度計の結果を示します。
Digifly製の風車式対気速度計でも、対気速度に対する線形性が確認できます。
今回は風車式対気速度計の校正についてです。
の2種類の対気速度計について試験を行いました。
Copalのセンサの結果を下の図に示します。
センサが出力するパルス数の対気速度依存 |
以前の実験と同じように、対気速度に対する線形性が確認できます。
以前の実験では、室温が低かったため対気速度を十分に上げて軸受けの摩擦により潤滑油の温度を上げてやらないと線形性が出ませんでしたが、今回は気温が高かったためかそのような挙動は見られませんでした。
この結果からパルス数を対気速度に変換する校正係数を求めると、
傾き: 4.5x10^-4 (count/(m/s))
切片: 0.97 (m/s)
となります。
比例係数の部分は以前行った実験の90%程度の値です。
以前の実験では2台の対気速度計の校正係数を求めましたが、そのばらつき(6%)より大きな差が見られます。
次にDigifly製の対気速度計の結果を示します。
上図: センサが出力するパルス数とDigiflyのフライトレコーダ表示の関係 下図: センサが出力するパルス数の対気速度依存 |
また、フライトレコーダ本体に表示される対気速度に対しても線形性があるようです。
しかしながら、同じセンサ出力に対して風洞備え付けのピトー管とDigiflyのフライトレコーダでは異なる対気速度を示しています。
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